脱走、脱走、事件、活動不二子
気が付けば日曜日、自転車のメンテナンスなどヤリタイこと、やらなければいけないこと、次の新人賞用のプロットを作ったりと本日は盛りだくさん。
後回しにしがちな性格の私。こういったときにどうにか自分を奮い立たせねば成長は一切ない。分かっている。
分かってはいるがどうにも腰が重い。動く気になれない。
ので、どうしたものか、とうんうんと唸りながらドーナツを食べ、昼食にサンドイッチを貪ったところでやっと動き出す。
そして、あっさりと大体片付けた。私の処理の力に我ながら驚く。驚いてみるも大したことはしていない。
勝手に多忙だと思い込みやりきった感を出してみただけである。
之では成長云々どころではない。
そして肝心のプロットは全然進まない。細かい設定が出来ない。ので本日の残り時間も唸ってみようと思う。
結果はもう見えている。
そんな、はるです。
不二子さん
排泄を済ませ動き始める。
はやいな。今回は。早いな。何があった。慣れたか。あの大きさに。適応能力が高いのか。はたまたただの偶然か。
なんにせよ。ご飯は週末ですよ。それまではお預けです。
そういうことです。
そして、ハルカさん。はるかさんは事件。
今朝。アラームを使わず爆睡していた私はビニールがガサガサいう音で目が覚めた。暖房の風でなびいているのか、などと突拍子もない考えで二度寝をしようとするもなんだか嫌な予感。
飛び起きて音のする方を観るとハルカさんが壁を登っている。
脱走し、下の段へと居りビニール袋に入った未使用コオロギハウスの上に着地。そして壁を登って上の段へ戻ろうとしているところだった。
君。何やってんの、まじで。
まじで。
尻尾も無事。脱走して自切する個体あ多いと聞く中、五体満足で発見できてよかった。
にしても。どこから出た。てか、壁登れるのね。
蓋のわずかな隙間から出たと推測し、朝から顔も洗わず蓋を補強。
その上からおもりを載せる。之で大丈夫だろう。
そう思い、洗顔、朝食を済ませ、食器をシンクへと入れようとすると足もとに何か居る。
茶色い羽。しかし、棘が生えている。ごきちょすではない。
君。
うん。
君。
何処から来た?
コオロギ。
この部屋。コオロギキープしてた部屋と違うんだけど。
そして、君。ハルカさんから食べられたんちゃうん?
ねぇ。まじで。
卵とか、産んでないよね。止めてよね。そういうサプライズは。
捕獲し、ごめんなさいしました。
はい。
そんな、事件が多発した今日この頃。
皆さんもくれぐれもお気をつけてください。
こんなおちゃらけた口調で語っては居りますが、正直、未だに興奮醒めぬ状態です。心配で何度もハルカさんの水槽を確認してしまいます。
くれぐれも、皆さんもお気をつけてください。