脱皮待ち不二子
水曜日には魔物が住んでおります。
一週間の折り返し地点。もう一息、そんな人間の心に一瞬できる隙を奴らは突いてきます。
自分も含め、やはり自分のことしか皆考えていないものだ、と実感し。ストレスにやられた為、今日は奮発して夕食に冷やし担々麺を食べました。
店員さんがラー油入れ忘れちった。と言いながら後追いで持ってきましたが、そんな出来事もささくれ立った心を癒してくれました。
そして溜まったストレスを解消する仕上げにまたも揉み上げを剃りあげました。
また少し、上へと生え際が昇りました。
そんな中、本日も一本の白髪を発見。去年まで一本も見たことなかったのに、最近たまに見ます。恐ろしや。
そんな、はるです。
帰宅し、脱皮予定日ひゃっほーなどと歌いながら寝室へと向かうと、剥けていない。
むしろ微動だにしていない。
なんてこったい。しかし、脱皮というものは十数分目を離した内に行われたりするらしいではないか、もしそうであれば風呂に入っている間に向けていても何らおかしくはない。
さぁ、脱げ!
風呂上り、半裸でゲージを見ると顔を出して居た不二子さんがすごい勢いで隠れました。
視力は戻っている様子。しかし出てこない。
もしや、脱皮しようとしてたけど人影が見えて逃げたとかではないだろうか、
なんともデリケートないきものなんだろうか、
しかしそんなところも私は愛していると言っても過言ではない。
こうなってしまっては明日だろうか、
不全さえ起こさなければ何も言うまい。
元気に育ってくれれば、
いやはや、いつも脱皮は予想した日よりも遅い。
多分自分の願望が強く表れすぎているのだろうと思うます。
色も戻って動く様になりつつある、ということは平常時に近い状態まで戻りつつあるということでせう。
脱皮の日はもう目前です。
楽しみに待っていましょう。