休日給餌の不二子
朝というのは一日を過ごす上ではとても大切な物でして、寝坊などをしてしまうと一日を自分に対する苛立ちと無気力感に苛まされ棒に振って終わってしまうということも多々あります。
せっかくの休日を本日は寝坊という失態により始めてしまいました。
そうなってしまっては負の連鎖。
まず布団から起き上がることがなかなかできない。
散々寝たはずなのになぜか眠いような感覚に襲われ目を開けることが出来ない。そして変に寝てしまったがために夜になかなか寝付くことが出来ない。
そして翌朝眠い目をこすりながら仕事に向かう。
そんな未来が見えている。そんな未来が見えてくるからこれでまた一層自分に対する苛立ちが増幅される。
困ったものだ。
そんな、はるです。
本日は給餌日。
ハンドリングをさせてくれない不二子さんとの生活のなかで1位、2位を争う癒し&楽しみの時間。
残り少なくなってきたピンクMを2匹解凍しゲージへと向かいます。
小さい水入れの周りでうろうろしている不二子さん。
ゲージを空けるといきなり目の前で脱走を図ろうとする不二子。
落ちつけ、不二子。どうした。
箸でピンクマウスをちらつかせると食らいついてきました。
餌でゲージ内へと誘導し一先ず安心。そんなにもお腹が空いていたか。
3匹あげたほうがいいのかなぁ、とぼんやりと考えながらもやっぱり2匹。
2匹目もするりと飲み込み給餌終了。
癒しの時間はあっという間です。
一眠りしたらもう明日は仕事だという現実から目を背けるようにコーヒーをすすりながら不二子を眺める私。
来週は車を買うべく見に行くつもりでしたがマウスがなくなりそうだなぁ、
どうしたものか、
そして本当にファジーS、食べられるのかな。
胴体はそれくらいの太さがありそうだけども。
頭、小さいのか?心配要素はあります。
しかし今元気だし今はそれでいいのだろう。と適当な私。
こんなぼんやりとした性格だから付き合った女性にもすぐに振られる。
この性格が原因だと分かっていても変わろうとしないまま20年。
先日の元カノ騒動、引き摺っていないようで引きずり回している今日この頃。
嫌な事なんかが続くとやっぱりひと肌恋しいものです。
しかし相手が居ないからしょうがない。
自分に言い聞かせながら現実小三郎から目を逸らし続けます。
そんな日は狭い6畳間で
もう嫌だ。
と弱音を吐いてみます。
ふとゲージに目を向けると顎をシェルターのふちに乗せ、舌をちろちろしている不二子さん。
正面からみたあの阿呆の様な顔。思わず私の顔も気持ちの悪いくらいに弛緩します。
そんな些細な出来事でなんとか精神状態を保ちます。
いやはや、可愛いなあ。君は。