不二子、蛇団子になる
土曜日をもちまして不二子、吐きもどし、脱皮、拒食騒動が終わりを告げ、
私の生活に平穏が訪れたかに思えた。しかしそれはただの幻であった。
不機嫌な上司からは理不尽な内容でサンドバッグの如く叩かれ、叩かれ。そして他人の尻拭いで取り引き先からは罵詈雑言の嵐。
これから社会へと出るという方へ
社会という門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。
そんなこんなで私の精神状態はもう池に浮かべた泥船のような状態です。
そもそも泥船は池には浮かばない。水を吸ってぼろぼろと崩れていくばかりだ。
そんな中、元カノからはいきなり昨日の夜からスッとやり取りが途絶える。
何だかんだ言って連絡を待ってしまっている私は何度も携帯を確認してしまう。しかしやつからしたら私は大した存在ではないのでせう。
結局はそういうことです。
何故こんなにも心を掻き乱されなければいけないのか。
それに関しては私の意志が脆弱で常に敗者であるということが一番の原因であると思われる。
この記事を読んで私を「女々しい阿呆の極みだ、最早病気だ」というものが居ればその言葉を甘んじて受け入れよう。
とでも言うと思ったか大馬鹿野郎。
面と向かって言え、もし言われたならば私はしっぽを巻いて逃げる。
巻くしっぽなどない、しかし逃げ帰り、ネット上で独りで荒れてやる。
もう何が言いたいのか分からない。
そんな、はるです。
前回の給餌の際、凄い勢いでマウスをかっさらった不二子さん。
今日から量を増やしても大丈夫だろう。
ということで2匹のマウスを解凍。
ゲージを見るといつも夜10時頃まで動こうとしなかった不二子がゲージ内を徘徊している。
お腹が空いたのか、はたまた活動時間が変わったのか。
一先ず箸でマウスをつまみゲージへと入れ、ちらつかせる。
一瞬でした。
見にくいですが、マウスを締め上げる不二子さんです。
しゅるしゅると気持ちが良いくらいに巻き付く通称蛇団子。初めて見ました。
巻き付き過ぎてどこが頭か分かっていないではないか。
横から加え込み、頭をふりふり、諦め。咥えなおす。
馬鹿可愛いその仕草。
癒されます。
仕事が終わった直後はもう白目を剥いていた私ですが、これに癒されました。
しかし不二子さんがマウスを2匹加えこんでいる間。
私は焼いたスパムとシンハーというタイのビールで夕食を、なんか、
寂しい。
美味しいです。
しかし、何か釈然としない。
だれか、食べ物をください。
切実に。カステラとか食べたい。
だれか、私にカステラを恵んでください。
山のようなカステラ。
胃もたれになるほどにカステラを食べたい。