水飲み不二子
昼過ぎに元カノからのラインに返信をしてから今まで携帯の通知に敏感になっている今日この頃です。
女々しいと言ってしまえばそれまでかもしれない。だがしかし、自分の意識ではもうどうしようもないところまで来てしまっている。
あとはなる様になるしかない。
もうかれこれ数年にも及ぶこの不毛なやり取り、常に劣勢に立たされ、すべては一方通行でこちらに発言権は与えられていないこの状況に不満が無いわけではない。
しかしどうも何か言われる度にだらしないニヤケ面になってしまう。
救いようのない阿呆に誰か打開策をください。
消して、リライトしたい。意味のない超幻想をください。
もうどうすればいいのさ。
そんな、はるです。
今朝、静かにゲージ内を隈なく調べる。吐きもどしもなく安心。
その後、怠惰に流されるままに読書に耽っておりました。
ふとコーヒーでも淹れようと身体をおこしがてらゲージへと目を移すとスカルシェルターの鼻の穴から何か出ている。
小さな不二子の頭がちらちらと見えている。
かわいいな、お前。
思わず写真を撮ろうと携帯へと手を伸ばし、いざ、とカメラを起動すると不二子さんはシェルターの中へ。
残念に思いながら席を立つ。
コーヒーを淹れ、寝室に戻ると今度は逆の鼻の穴から不二子さんが。
両手がふさがっている状態ではカメラは愚か、じっとしていることも少し辛い。
そんなにも鼻の穴がお気に入りか。そしていつになったらカメラに慣れてくれるのか。
一先ずテーブルにコーヒーとお菓子を置き、ゲージを見るも時すでに遅し。
恥ずかしがり屋さんか。不二子さんや。
そこから無意義に一日を過ごし、食事を済ませ、煙草を取りに寝室へと向かうと、
今度はシェルターの目の穴からにゅー、と不二子が伸びて水入れに頭を突っ込んでいる。
くちがぷくぷくと動き、まるで飲み会のおじさんがビールを呑んでいるかのような呑みっぷりで水を飲んでいる。
可愛いな、お前。
不二子さんとの暮らしが始まり、水飲みの光景を見るのはこれで2度目です。
蛇の水飲みの光景はレア、かつ可愛い物でして。いいものです。
先週と打って変わっていいことが多くなったのか、はたまた、バランスが崩れたのか、これに関しては神のみぞ知るといったところでせうか。
今週は台風が来るらしいし、その分今良いことを先払いでくれたのでしょうか。
もうすこしバランスよく、均等に幸せと不幸せを支給して頂きたいものです。
明日から仕事、なんとか、頑張ろう。
そして、元カノとの関係性はこれからどんな変化を見せていくのでしょうか。
一寸先は闇とはこのことです。
何を選べば正解なのか。それだけでも教えてほしいものです。
本当に教えて貰えたとしたら分からない方が人生楽しいものだと、文句を垂れている気しかしませんが。
もう、駄目なんじゃなかろか。
いつにもまして訳が分からない。